グリルを壊さない外し方

グリルを壊さない外し方を紹介しましょう。
ネット上にはいろいろな方法が出ています。
が、見る限りグリルを壊す可能性の高い方法しか出ていません。

まぁ、外れればいいとはいえ、ちょっとねぇ。
グリルを外したい方は参考にしてください。

1、まず平らな場所に車を停め、サイドを引いて固定します。
  次にボンネットをあけます。
  外で行う場合は風の強い日は避けてください。
  ボンネットが落ちて大けがをする可能性があります。

2、手袋をしましょう。
  メカニックグローブでもニトリルでも軍手でも結構です。
  鉄板やプラスチックのバリなどで怪我をすると結構痛いです。

3、グリル下側の+のプラスチックパーツを90度回します。
  これを忘れるとパーツが割れます。


4、ちなみにこれがそのパーツ番号。
  もし割れてしまったらディーラーで注文できます。


5、ラジエター前のプラスチックピンを外します。
  まず中心のピンを真上に引きます。
  力任せにすると割れるので注意しましょう。


6、真ん中のピンが持ち上がったら、それをつまんで引き抜けば取れます。

7、ウインカーのコネクタを外します。
  写真は左側です。
  ちなみにクルマの部品はシートは前方に向かって左右を判断します。
  クルマの正面から見て右側にあるウインカーは左ウインカー。
  国内向けのジムニーのハンドルは右についています。
  どこかのネットは逆に書いてました。
  ネットの情報は玉石混交です。
  外し方は真ん中のパーツを抑えて後ろに引き抜きます。

8、こちらがウインカーのコネクタが外れた状態。
  左右ともに忘れずに外します。
  ここまでは他の情報サイトにも乗っている通りです。
  違うのはここから。

9、グリルを正面から引っ張ってはいけません。
  特に寒い時期だとパーツが硬くなっているので割れる可能性があります。
  外し方はウインカーを後ろから押してください。

10、別アングルから。
   ウインカーを後ろから1,2,3でグッと押します。

11、バンッと音がしてボディに刺さっているピンが抜けます。
   これでグリルの端部分が外すことができます。

12、右側をさらに別アングルから。
   シエラはここにエアインテークのダクトが通っていて手が届きにくいのですが、
   左と同様にウインカーを後ろから押します。

13.これで左右のグリルがはずれました。

14、あとは真ん中のピンを外していきます。
   ヘッドライト外側と最初に外した+ピンのところをもって手前に引きます。
   ヘッドライトの真上の細くなっている部分は持たないようにしてください。

15、こちらも別アングルから。
   グリルの上下をもって手前に引くと全体のピンが外れます。
   全部を一気に外さず、左右それぞれでやってください。
   コツは力を一気に入れること。
   じわーっと力を入れるとグリルが危険な曲がり方をします。
   1,2,3!でグッと力をかけてください。
   ただ結構力が必要なので、腕力に自信のない方は人に頼むのがいいと思います。

16、すべてのピンが外れたらグリルを持ちあげます。

17、まっすぐ前方に引くと外れます。
   これでグリルを完全に外すことができました。
   なれると3分以内に外すことができます。
   なお、すべてのピンが外れ、コネクタが抜けていると力は必要ありません。
   もし引っかかりがあれば、戻してよく観察してください。
  (多くの場合はすべてのピンが抜けていないのが原因かと思います)

18、おまけ。
   5で外したピンの戻し方です。
   真ん中のピンを引きます。

19、先端のツメを穴の中に入れます。
   爪が引っかかっていると簡単に折れます。
   また経年劣化してもよく折れます。
   1個数十円~100円程度で購入できます。
   またオートバックスなどの量販店でも同じようなサイズのピンを購入できます。
   折れてしまった場合はピンを持っていくと親切な店員さんが探してくれます。
   たぶん。。。

20、最後に真ん中のピンを押し込めば取り付け完了です。

21、グリルの取り付けをする時はピンの場所を上からしっかり押さえます。

22、3で緩めたピンを90°回して固定します。
   あとはウインカーのコネクタをはめます。

23、最後にグリルの浮きやガタのチェック。
   ウインカーの点灯チェックをして完了です。

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