ステアリングのレザーカバーです。 |
ステアリングのカバーをレザーで作ってみました。
張り替えではなくあくまでもカバー。
ステアリングカバーなんて作ったのは初めてですし、まだテストピースなので細かなところは次に修正しますが、ひとまずはこれで様子をみます。
で、インスタにあげたところ反響がすごかったので、当初は特徴だけをあげるつもりでしたが作り方も公開します。
○ハンドルをばらす必要がある
○カバーを縫わないといけない
という二つの難題があるのと、まだ型紙を修正するので値段もいくらになるのか全く分からないのですが、とりあえず市販化を前提に改良していきます。
では、いってみましょう!
端の厚みはナイフの先よりも薄くなっています。
せっかく自分用に作るので市販品ではありえないステッチも入れていきます。
かたりタイトなので縫い目が千切れないよう慎重にかぶせます。
ここで失敗すると2からやり直しになるので緊張しますね。
6.縫い方などは調べるといくらでも出てくるので割愛。
サクッと縫い上げていきます。
下穴もあけているので縫うのに時間はそれほどかかりません。
針仕事に慣れているなら1.5時間ほどでしょうか。
ただし縫い糸がながいので途中でからむと泣きをみると思います。
足りないとスイッチ部分のカバーから出たり、縫えなかったり。
逆に長すぎるとハンドルの上で革がよれてしまいます。
最低限の目標は純正よりもきれいに。
そのうえでデザイン性も重視します。
タンニンなめし加工の無染色レザーです。
本当は左右もに栃木ヌメにするつもりでしたが、手がふれる部分に無染色の革を使うと真っ黒になってしまうので、ブラウンに染めたオイルドレザーをつかいました。
こんなミックス、市販品ではありえません。
これもテストピースなのでやってみただけで、それぞれの縫い方と革との相性、ステッチ幅をチェックするためです。
高級車の内装のように縫い合わせたところに飾りステッチをいれています。
指が擦れる部分なので糸が切れるので、ふつうこんなところにステッチはいれません。
また3の処理がうまくいっており、重なっているところの厚みがほぼありません。
膨らんでいるように見えるのは純正のステッチにおされてふくれているだけです。
こういった細部処理も私のこだわりです。
なかなか個性的な車内になりました。
こんばんは
返信削除素敵です
自分用で趣味ですが、やってみたいと考えています。まずは合皮かなんかでやってみようかとおもいますが、採寸の時、ステアリングの3時6時9時の辺りのやり方が想像出来ません:( ;´꒳`;)
どんな感じにやれば良いですか?