もっと光を、、、ドリンクホルダーに間接照明をインストール

<はじめに>

本ブログに掲載されている写真、および文章の著作権はすべて執筆者である私に帰属します。無断複製などは言うに及ばず、引用先を記載しても無断での使用は著作権侵害となります。著作権を侵害した場合は当方が定める損害賠償に加えて慰謝料も合わせて請求します。あらかじめご了承ください。なお、執筆などのご依頼がある場合はメールにてご連絡をいただければ対応させていただきます。

***************************************


新型ジムニーの話題です。
実際に使っていくといろいろと見えてきます。
逆に見えないところもわかってきます。

その見えないところのひとつがカップホルダーまわり。
真っ暗で中に入っているモノはもちろん、取り出した飲み物を入れることも難しい。
運転中に「あわわ」となること数回。
で、この問題を解消することにしました。
カップホルダーが暗く、取り出した飲み物を戻せないことも

とりあえずカップホルダーとその横にあるトレーの大きさを計測。
数値を元に設計図をイラストレーターで書き出します。
設計図はイラレで描きます

その設計図をもとにアクリル板を切り出し、ブラスト加工をほどこします。
センターをあけて脚もつけます。
アクリル板は2㎜を使用。
これくらいなら加工性も高いのです。
切り出してからブラスト加工を施します

アクリルの大きさより5㎜小さくした革を切り出し、アクリルに貼り付けます。
センターがずれないように張るのがポイントです。
少し小さくした革も切り出して貼ります

次にLEDテープを短めにカットし、配線をハンダつけします。
LEDの色は電球色を選びました。
これはルームランプやスイッチ類の色に合わせるため。
ドリンクホルダー側のLEDテープは飲み物がこぼれた際にショートするので、防水処理を行っています。
具体的には防水の熱収縮チューブで両端を止めています。
手に入らないかたはシリコンボンドなどをチューブの中に仕込むといいでしょう。
LEDテープを短くカットし配線をハンダ付けします

 次にカップホルダーのあるセンターコンソールを外し、
下側にLEDテープの通る穴をあけます。
穴あけ加工をすると後戻りはできません。
穴をあけました。これで後戻りできません

LEDテープを穴から通して固定します。
テープの下にあるのはアルミテープ。
LEDテープは熱に弱いので放熱と、光の反射を考えた施工です。
放熱と光の反射を考えてアルミテープを貼ります

 テスト発光させましょう。
おっと、これは電球色ではないですね。
黄色と緑が強めです。
とはいえ仕方がないのでこれはあとで対処しましょう。
電球色という説明だったのですが見た目には黄色です

このLEDテープの上にさきほど作ったアクリル板を載せます。
アクリル板につけた脚はテープをかわすための仕組みです。
日中の見た目はこうなります

これを光らせるとこうなります。
光の色はさておき、光り方はイメージ通りです。
ちょっとおしゃれな間接照明のイメージです

当初考えていた光の色は、純正スイッチ類と同じアンバー。
白や青、赤ではないオレンジ色にしたかったのです。
そこでイエローに赤色のセロファンをかぶせて色を補正。
オレンジ色に変換しました。
で、車内に戻し、シートヒーターのスイッチからイルミ配線に接続して完成です。
光らせるとこうなります。


まあ悪くないと思うのですが、ちょっと明るすぎます。
夜間運転の安全性を考えるともっと控えめでもいいですね。
べつにピカピカひからせてアピールしたいわけでもないですし。
ただシートヒーターのスイッチと色は同じになりました。


改良しましょう。
まずLEDテープを短くカット。
さらに革のマットとアクリル板の隙間を5㎜から3㎜にします。
これでだいぶいい感じになりました。
LEDテープを短くし、光がもれる隙間を3㎜に変更しました
これで控えめな、それでいて実用的な明るさになりました。
今回の目的は中に入っているものを確認したり他者にアピールすることではなく、
あくまでもとった飲み物をもとに戻すこと。
だからこれくらいがちょうどイイのです。


ちなみにこの照明はペットボトルをいれると、ちょっとした照明にもなります。
あくまでも副産物ですが飲み物も取りやすくなりました。
これでセンターコンソールのカップホルダー周りのカスタムはひとまず完成です。

コメント