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新型ジムニーの話題です。
実際に使っていくといろいろと見えてきます。
逆に見えないところもわかってきます。
その見えないところのひとつがカップホルダーまわり。
真っ暗で中に入っているモノはもちろん、取り出した飲み物を入れることも難しい。
運転中に「あわわ」となること数回。
で、この問題を解消することにしました。
カップホルダーが暗く、取り出した飲み物を戻せないことも |
とりあえずカップホルダーとその横にあるトレーの大きさを計測。
数値を元に設計図をイラストレーターで書き出します。
設計図はイラレで描きます |
その設計図をもとにアクリル板を切り出し、ブラスト加工をほどこします。
センターをあけて脚もつけます。
アクリル板は2㎜を使用。
これくらいなら加工性も高いのです。
切り出してからブラスト加工を施します |
アクリルの大きさより5㎜小さくした革を切り出し、アクリルに貼り付けます。
センターがずれないように張るのがポイントです。
少し小さくした革も切り出して貼ります |
次にLEDテープを短めにカットし、配線をハンダつけします。
LEDの色は電球色を選びました。
これはルームランプやスイッチ類の色に合わせるため。
ドリンクホルダー側のLEDテープは飲み物がこぼれた際にショートするので、防水処理を行っています。
具体的には防水の熱収縮チューブで両端を止めています。
手に入らないかたはシリコンボンドなどをチューブの中に仕込むといいでしょう。
LEDテープを短くカットし配線をハンダ付けします |
次にカップホルダーのあるセンターコンソールを外し、
下側にLEDテープの通る穴をあけます。
穴あけ加工をすると後戻りはできません。
穴をあけました。これで後戻りできません |
LEDテープを穴から通して固定します。
テープの下にあるのはアルミテープ。
LEDテープは熱に弱いので放熱と、光の反射を考えた施工です。
放熱と光の反射を考えてアルミテープを貼ります |
テスト発光させましょう。
おっと、これは電球色ではないですね。
黄色と緑が強めです。
とはいえ仕方がないのでこれはあとで対処しましょう。
電球色という説明だったのですが見た目には黄色です |
このLEDテープの上にさきほど作ったアクリル板を載せます。
アクリル板につけた脚はテープをかわすための仕組みです。
日中の見た目はこうなります |
これを光らせるとこうなります。
光の色はさておき、光り方はイメージ通りです。
ちょっとおしゃれな間接照明のイメージです |
当初考えていた光の色は、純正スイッチ類と同じアンバー。
白や青、赤ではないオレンジ色にしたかったのです。
そこでイエローに赤色のセロファンをかぶせて色を補正。
オレンジ色に変換しました。
で、車内に戻し、シートヒーターのスイッチからイルミ配線に接続して完成です。
光らせるとこうなります。
まあ悪くないと思うのですが、ちょっと明るすぎます。
夜間運転の安全性を考えるともっと控えめでもいいですね。
べつにピカピカひからせてアピールしたいわけでもないですし。
ただシートヒーターのスイッチと色は同じになりました。
改良しましょう。
まずLEDテープを短くカット。
さらに革のマットとアクリル板の隙間を5㎜から3㎜にします。
これでだいぶいい感じになりました。
LEDテープを短くし、光がもれる隙間を3㎜に変更しました |
今回の目的は中に入っているものを確認したり他者にアピールすることではなく、
あくまでもとった飲み物をもとに戻すこと。
だからこれくらいがちょうどイイのです。
あくまでも副産物ですが飲み物も取りやすくなりました。
これでセンターコンソールのカップホルダー周りのカスタムはひとまず完成です。
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